これは我が輩プテラノドン(わからない人はこちら)がまだ料理ができなかったころの話だ。
我が輩は昔から卵サラダが大の好物だった。
しかもうちの奥さんがさらにオリーブまで入れてくれていたので、いつもその卵サラダを食べたかった・・・
しかし、いつもおねだりするにはそれ相応の恩返しを用意する必要がある。
しかも奥さんの好物を無視しておねだりするんだから、よっぽどのものを用意する必要があったのだ。
そこで我が輩は考えた。パタパタ
すべては「オリーブ入り卵サラダ」のために
実はうちにはちょっと昔からドラえもん柄の青と黄色の生地があって、青はうちの奥さんにパジャマにしてもらった。
しかしうちの奥さんの分の黄色のパジャマは手つかずだった・・・
というのも、我が輩のほうの青パジャマ、実はパイピングが施されていた代物だったのだ。パタパタ
大変だったに違いない。
そのタイピングの労力のせいか、うちの奥さんは自分の分の黄色のドラのパジャマまで作る気力を無くしてしまった・・・
それから何年生地のまま眺めただろうか・・・
生地を見るたびに、せめて我が輩が縫ってあげればと思っていたが、残念なことに我が輩は洋裁経験がほとんどないし、ミシンも使ったことない・・・パタパタ(虚しい空気)
だから長い間この黄色ドラの生地は放置されてしまっていたのだ・・・
これは何とかしないといけない!パタパタ
我が輩が卵サラダをゲットし続けるためにも、黄色ドラの無念のためには、ここで行動する必要がある!どうする?パタパタ
そうだ!
パジャマは無理だけども、とりあえずお花柄のエプロンはプレゼントしたいからそれからチャレンジしてみよう!
邪道を極めたプテラノドン、8着を爆縫いする
とはいえ、ミシンすら触ったことがないプテラノドン。
まずはお試しでお花柄のエプロンから挑戦したが、ミシンの下糸が出ない、スピードが早くて怖い、ストッパーを忘れて糸が絡まるなど、大パニック。シクシク(背中を丸める)。
なんとか完成したものの、本番のパジャマの型紙を見たら、書いてある意味が全然わからない。ここで挫折か……?
だが卵サラダのために我が輩はユザワヤへ走り、初心者用の型紙と、練習用のミニオンズの生地をゲット!
「前見頃?後見頃?何だそれは!」とパニックになりつつ、仮縫いが上手くいかないので「すべての常識を無視してまち針だけで強行突破する」という邪道な技を開発。
邪道を極めたプテラノドンは、なんとそこから味をしめ、ミニオンズ、リラックマ、猫柄……と、気づけば8着ものパジャマを爆縫いしていたのだ!
ちなみに、我が輩が夜な夜なユザワヤでハントし、修行のために縫いまくった見ているだけでワクワクする可愛いキャラクター生地たちがこれである。初心者は、まずお気に入りの柄でテンションを上げるのが最高の段取りなのだ。
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卵サラダ王国、ついに安泰へ
よし、ここまで来たら本番だ。
9着目にして、ついにあの「黄色ドラ」がパジャマになった!
パイピング(飾り紐)はないけれど、何年も眠っていた生地が形になったのだ。
洋裁経験ゼロ、スピードが早くて「ギャース!」と怯えていた我が輩を、9着の完成まで壊れずに支え続けてくれた初心者向けの頼れる相棒(ミシン)をここに配備しておく。これさえあれば、不器用なあなたでも強行突破が可能だ。ククク。
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これで我が輩の卵サラダ王国も安泰に違いない。ギャース!ギャース!
ちなみに、我が家の王国を支える奥さん特製卵サラダには、この大粒でジューシーな最高のオリーブが刻んで仕込まれている。この塩気と風味が卵と混ざり合った瞬間、脳内の幸せメーターは100点満点を突破するのである。よかよか!
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既製品を買えば一瞬だし、自分でやればこんなにトホホな失敗ばかり。
でも、「自分の好きなもの(卵サラダ)」のために、「相手の困りごと(放置された生地)」を、自分の苦手なことでおねだりしてみる。
みなさんも、パートナーへのおねだりに困ったら、あえて「絶対に自分がやらなそうな不器用な挑戦」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
多少いびつでも、その健気さに免じて、大好物を作ってもらえるかもしれませんよ!パタパタ。







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